ASTRUD GILBERTO [Beach Samba] (CD) ('67)
エウミール・デオダートとドン・セベスキーがアレンジを担当した、1967年渡米後のアルバムです。ロン・カーター(ベース)や人気ハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンスなどが参加していて、ストリングスがとてもいいですね〜。エウミール・デオダート、ドン・セベスキーのアレンジも素晴らしいです。
ただ、、、私としては4曲目の「A Banda (Parade)」はいかがなものかと。。。(^-^;
えー、「パレード」という名の通り行進曲ですね、これは(笑)。これだけ妙に浮いてます。これがなければ最高なのになあ・・と思うのは私だけなのかなあ? ほんとに浮いてるんだもん(笑)
ANTONIO CARLOS JOBIN [Wave] (CD) ('67)
ボサノヴァのインストアルバムの中で、ジョビンのアルバムは名盤と言われるものが多いけれど、中でもこのアルバムは最高傑作と言われる永遠の名盤です。数多くカバーされているタイトル曲「Wave」から始まるクラウス・オガーマン編曲指揮のオーケストラとの共演による演奏は、メロディもハーモニーもとても美しく、都会的な洗練されたサウンドで、清涼感と叙情あふれる雰囲気が伝わってくるアルバムです。また、このジャケットもその美しさで有名です(この動物はキリンです)。ロン・カーターも参加しています。
V.A [A TRIP TP BRAZIL VOL.3 Back To Bossa] (CD) ('02)
Arnaldo DeSouteiro氏プロデュースによるコンピレーションシリーズの第三段です。2枚組で全47曲が収録されていますが、そのほとんどが今回初CD化というアルバムで、とてもお薦めです。ブックレットも24ページにわたり、貴重な写真も多数収められています。収録されているのはジャズやボサのアーティスト、BILL EVANSTANIA MARIAANTONIO CARLOS JOBIMWES MONTGOMERY
GEORGE BENSONLUIZ BONFAELIS REGINABADEN POWELLJOAO GILBERTO
AZYMUTHMILT JACKSONHELEN MERRILLなどなど多数で、とても心地よい音楽が満載のお薦めコンピアルバムです。実は私の名前がフルネームで"SPECIAL THANKS"に載っています(*ノノ)キャ
WANDA SA [Vagamente] (CD) ('64)
セルジオ・メンデス&ブラジル65に加入する前のワンダのデビューアルバムですが、ワンダがギターを持って佇むこのジャケットは、ワンピースの色合いが可愛いくって、砂や空、海の雰囲気も良く、とても好きなジャケットです。ワンダの声はちょっとハスキーがかっているんだけれど、可愛らしい印象を受けますね〜。さりげな〜く、ささやくように歌っていて、涼しげな風を運んできてくれます。デオダートやメネスカルなどがバックを固めています。Vagamente(ヴァガメンチ:ぼんやりと)というタイトル通り、ほわんとした気分にさせてくれるアルバムです。
LUIZ BONFA & MARIA TOLEDO [BRAZILIANA] (CD) ('65)
活動の拠点をアメリカに移して作ったアルバムですが、全曲が二人によるオリジナルで、ボンファの中でも大好きなアルバムです。当時の奥様であったマリア・トレードとの共同名義ですが、マリアのなんとまあ美しいことでしょう!! マリアの歌声も大人の落ち着いた雰囲気で、耳元でささやくような歌い方がとても素敵です。ボンファの演奏も素敵です。タンバ・トリオのエルシオ・ミリートやドン・ウン・ロマンが参加していていて、なんていうのかな〜、このジャケットから受け取れるイメージそのままに、穏やかな愛に溢れているといった趣の洗練されたアルバムです。デュエットが特に好きですね〜。
STAN GETZ & JOAO GILBERTO [GETZ / GILBERTO] (CD) ('64)
言わずとしれた超超有名なボサノヴァを代表するアルバムです。やっぱり載せておいたほうがいいかなと。。(笑)このアルバムがあってこそ、ボサノヴァが世界中に広まってボサノヴァブームを巻き起こしたわけだし、グラミー賞も獲得してますしね。アストラッド・ジルベルトは、このアルバムに飛び入り参加で歌った「イパネマの娘」で大ヒットとなりました。本当はジョアンも一緒に歌っていたのだけれど、確かプロデューサーのクリード・テイラーが、彼女が歌った部分のみを編集して世に出したと聞いた記憶があります。また彼女に英語で歌わせたのはアントニオ・カルロス・ジョビンだったので、この「イパネマの娘」の件が原因で、ジョアンは奥様だったアストラッドとも、またジョビンとも別れることになってしまったという感じだったと思います。しかし、なぜかあまり聴かないんだなあ、このアルバム(^-^;
GAL e CAETANO VELLOSO [Domingo] (CD) ('67)
DOMINGO、日曜日というタイトルの、ガル・コスタとカエターノ・ヴェローゾの若き日のアルバムです。私はカエターノの音楽はあまり好みではないんですが、このアルバムはカエターノ唯一のボサノヴァアルバムらしく、私もこのアルバムは好きです。二人の声が若ーーーい!初々しい〜〜〜♪ 今のガルやカエターノから想像できない、穏やかな日曜の午後を連想させるようなほのぼの感が漂っています。でもこの後二人はジルベルト・ジルらと共に、ブラジル中に旋風を巻き起こした「トロピカリズモ」の主力メンバーとなっていくのですねー。
★「トロピカリズモ」60年代、ブラジルの伝統的音楽にロックや世界のいろんな音楽を取り込んで、ルーツを大事にしながら新しい音楽を模索するという運動だったみたいです。若者を中心に一大ムーブメントとなり、ボサノヴァを過去のものとしてしまったのもトロピカリズモですが、それも当時の軍事政権とぶつかり、数年で終焉を迎えたそうです。でもその精神は受け継がれ、今のMPBなどにも影響を与えたと言われています。
GIMMICKS [Gimmicks] (CD) ('71)
これは2000年に初CD化されたのですが、クラブシーンでもかなり話題になっていたみたいですね。ギミックスは1970年代に活躍したグループで、スウェーデンのセルジオ・メンデスと言われているそうです。確かに曲の選曲といい、雰囲気といい、なるほどな〜という感じがします。ボサノヴァの曲だけではなく、ソウルやポップスの有名な曲も収録されていて、とてもポップで爽やかなアルバムです。そういえば、スウェーデンポップスはどれを聴いても、爽やか系が多いですねー。
BADEN POWELL [Swings with Jimmy Pratt] (CD) ('64)
ドラマー、ジミー・プラットが歌手カテリーナ・ヴァレンテのバックとして訪れたブラジルで、バーデン・パウエルの演奏を聴き実現したといわれるセッション・アルバムです。やはりバーデン・パウエルのギター、いいですねぇ〜。フルートとバス・クラリネットが参加している曲も多く、サポート的に弾いてる曲もありますが、軽やかで歯切れのよいサウンドが心地いい時間を約束してくれますよ〜♪
CARLOS LYRA [SARAVA!] (CD) ('70)
1970年にメキシコで録音されたアルバムで、昨年2002年にCDとして復刻されました。幻のレアアルバムと言われていたそうで、このアルバムを待ち望んでいた人は多いんじゃないかなあと思います。カルロス・リラもまたボサノヴァの素晴らしい作曲家であり、穏やかで品のあるソフトな歌声もまた素敵です。曲も演奏も美しいんですよね〜^^ またカバー曲「Tristeza」なんて、ほんといいですよぉ〜〜!これはかなり珠玉なアルバムだと思います。オススメです♪ 今現在も精力的に活動していて、なんとこの夏(2003.7月)にはジョイスと共にブルーノートに登場します。来日は14年ぶりとか。。楽しみ〜^^